合成の誤謬

合成の誤謬という言葉を知る。知った経緯は忘れた。自分が自分にとって合理的に動こうと思ったときに、合成の誤謬のことも考えようと思った。その自分にとって合理的な行動をみんながとった時に、どのようなことになるか。それで、もし自分に良くない影響を及ぼすのであれば、その合理的な行動を想像できるぐらい頭が良くて、なおかつ実行しようと思えばできる環境に恵まれ、なおかつ実行しちゃう人は多数か少数か。たぶん今までも何となくそのようなことを意識し続けてきた。私は想像力を伴った、奪うではなく譲る属性でありたいと思い続けていて、たぶんそれだけで95パーセントぐらいは大丈夫だと思うけれども。むしろ120パーセントぐらいかもしれぬ。譲る属性は、自分にとって非合理的な行動もとるのだから。いずれにせよ合成の誤謬を知ったことで、さらに5パーセント上乗せできる。