2009年正月、帰省の感想

知的な意味で興奮していると眠れない。興奮の持続を諦めざるをえないような退屈な状況では、眠気にまかせて簡単に眠られるもんだ。考えるのを一時的にきっちりと諦めてオヤスミ・モードに切り替えるのが、不眠に陥らないために大事かも。実家に帰省して、そして戻ってきて、そう思った。
この他にも、今回いくつかの気付きがあった。それは二つの異なる生活環境を短期間で体験し比較したからだろう。比較などと書くと大袈裟かもしれないが、たとえば「こっちは寒いな」と思う程度のことも、沢山あった比較のうちの一つと言える。気付きを得るために、なるべく頻繁に帰省したいと思った。
帰省に限らず、比較対象を沢山持ちたいものだ。今私が慣れている今の生活から脱け出して、さらに新しい別の居場所を持ち、行ったり来たりを繰り返すイメージ、かな。ちょっと違うかも。私は自分の事を安定志向だと思っていたが、今後は今までよりも変化を好む側面が多くなるかもしれない。
新天地を求める際に気を付けたいことがある。新しいものに目移りしたら古いものはどうでもよくなる、というのではなく、古いものも忘れずにいきたい。どこまで脳の容量がもつのか分からないけど。
以下は具体的な思った事の箇条書き。

  • アンパンマンはすごい。もうすぐ2歳になる従姉妹は、起きている間はほとんど常に落ち着きがなかったが、それに対して絶大な効力を発揮していた。
  • 田舎の建物が散漫としている様子や寂れている様子を見て、自転車しか持っていなくてもさほど困らない都市部と、自動車必須の田舎を比べた。
  • おみやげに持っていった、ずんだロールが美味しかった。おみやげの経験値が増えた。
  • 久々に銭湯に行って、いいもんだなと思った。一人で入ったのはたぶん初めて。
  • テレビはやっぱりつまらない。早く実家にも光ファイバー来い。
  • 実家では、ドブロクを手作りしていた。親は、今のはいまいちだと言ってたが、それでも美味しいと思った。